moral high ground とは何か
The Economistを読んでいると、the moral high ground という言葉が出てくることがあります。
辞書に載っていない場合もあるのですが、これはどういう意味なのでしょうか。
【解説】
これは、文字通り「同義的に、高い位置にいる」ということです。
同じ行為をしていても、その理由によってその行為が良くも悪くも聞こえます。
たとえばイラク攻撃にしても、
「アメリカの国益のため」と言えば非常に聞こえは悪いのですが、
「クルド人を守るため」と言えばそれは同義的に聞こえます。
このとき、アメリカは
「同義的に高い位置にいようとした tried to gain the moral high ground 」
という言い方をするのです。
逆に、下心が表面化して、倫理的に地に堕ちた時には
lose the moral high ground
と言うわけです。
最近の The Economistでは、Jul 21 2007号で次のように使われています。
Mr Erdogan has even gained the moral high ground over Cyprus.
(エルドガン首相は、キプロス問題でも同義的に高い地位を得た)